もう2年も経つのか。強烈な記憶として、つい数ヶ月前の出来事のようによみがえる。今までテレビでしか拝めなかった国情だったけど、現地の生の空気が今でも肌感覚で思い出せる。
スタジアムに入れなかったのは本当に残念だった。その代わりに貴重な体験ができたのは忘れられない。VIPのような待遇で女性ガイドさんたちと濃密な観光を楽しめたなんて、渡航前は考えもしなかった。自分の仕業で、あえて試合と引き換えにしたので、代償に後悔はない。手は尽くした。

夏ごろから渡航を検討しはじめ、平壌開催の公式発表時には既に手配済みで悠然と構えていた。ところが、10月末に北京の旅行代理店からまさかのビザ拒否で頭が真っ白。この時点で、ほぼすべてのツアーは締め切った後だった。こっから奇跡の逆転手配に成功。

マスコミの取材攻勢がすごかった。出発当日は、ほぼ電話鳴りっぱなし

「今、どこですかー？」
「仕事中です」

「ご自宅で取材よろしいですか？」
「いやです。成田空港か北京に来てください」

おかげで、以下のようにクレジット（自分の名前）入りで電波ジャックw

めざましテレビ

とくダネ！

ミヤネ屋

今となっては、いい思い出。滞在中は、見るもの聞くものすべてがヘンチクリンで本当に刺激的な国だった。必ず、リベンジするからね。遅からず、遠からず。以下に当時のブログエントリーを記載しておきます。

・めざましテレビ、電話生出演の巻

・ひとり北朝鮮ツアー出発当日

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.1 ～試合当日編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.2 ～美人ガイド編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.3 ～ガイドさんの心の内を探る編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.4 ～写真集

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.5～ホテル編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.6～夜の遊園地編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.7～現地で入手した物品アレコレ編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.8～観光編 （11/15）

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.9～観光編 （11/16）

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.10～カラオケ編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.11～ボーリング編

・たかちゃん音信不通中のツイート集

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.13～入国編・前編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.14～入国編・後編

・ピョンヤンの熱き記憶たち　vol.15～出国編

・平壌を旅する際の10の教訓

・いまさら平壌決戦ニモノ申ス

【了】

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