1997年、日本が念願のW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」から16年。日本サッカーがその後、歩んできた道を考えると、ずいぶん遠い昔のことのように思える。

いてもたってもいられず、シンガポール行きの航空券を即座に購入し、テントかついで突撃した当時の出来事は、だんだん薄れてきている。あの時の気持ちを忠実に再現することはもはやできない。せめて一年に一回位は当時を回想し、自分の中で風化しないようにしておこう。ここ2年は毎年この時期に海外弾丸してるので、ゆっくり振り返る暇がなく残念。昨年はオマーン、一昨年は北朝鮮。今年も明日からベルギーに行くので、バタバタこれを書いている。

試合後、選手の泊まるホテルに行き、祝勝会から出てきたカズから缶ビールもらった。 #ジョホールバルの歓喜

— たかちゃん (@TAKACHAN007) November 15, 2013

試合直後は、柵をよじ登ってピッチになだれこもうとするサポを警備員が警棒でぶっ叩いてたね。選手が皆はけた後、サポの中には、ピッチで岡野の真似をする奴やロッカールームから選手の飲みかけの飲料をパクッてきた奴もいたらしい。俺も人づてにもらったけどw #ジョホールバルの歓喜

— たかちゃん (@TAKACHAN007) November 15, 2013

試合2日前からテントを張りつつ、すでにスタジアムの中に潜入して居座ってましたw てか、中で寝泊まりしてました。スタジアム内のユースの合宿所の二段ベッドを間借りw #ジョホールバルの歓喜

— たかちゃん (@TAKACHAN007) November 15, 2013

・「伝説のジョホールバル一番乗りウラ話」
・「ジョホールバルの歓喜・回顧録」

いつになることやら、この歓喜を超える日が来るのは。いや、ひいきのクラブレベルで毎週、悲喜こもごもやってるじゃん。確かにそうだが、うねりのように日本中を巻き込んだ社会現象の歓喜をまた味わいたい。ずっと「無敵艦隊」と言われてきたスペインがようやく2010年に初優勝。いつも優勝候補のオランダすら、まだW杯トロフィーを掲げてない。

この20年で、日本サッカーは高度経済成長のごとく劇的に進化してきたわけだから、次の20年でも僕らが想像できないような進化を遂げているかもね。期待しているよ。死ぬまでに一度はW杯優勝の瞬間を見たい。

【了】

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