ツイキャスってご存じだろうか？Ustreamやニコ生などの映像配信ツールは有名だが、ツイキャスに関しては、サポーター界隈ではまだまだ馴染みがない。
「どうせ視聴者少ないだろうし」。サポーター個人がUstreamやニコ生で映像配信をするには、なんとなく自己規制してしまい敷居が高く躊躇してしまう。
毎度毎度同じような顔ぶれの、サッカー界隈で著名な方々の小難しい配信を視聴するだけでは飽きてくるし、つまらない。それなら自分でやっちまえ、と。

自分も試行錯誤してみた結果、ツイキャスは、参入障壁がとても低い。ニコ生のような面倒な配信設定もなく、Ustreamのような本格感もない。ツイッターアカウントさえあれば、ものの10分で自分の放送局が出来上がってしまう。顔出ししたくなければ、音声だけ流せばイイ。

視聴者からコメントがリアルタイムで続々と入ってくる。配信側が一方的に話すだけではつまらない。視聴者側と双方向にやりとりできるのが何より面白い。配信側も反応があればうれしいし、視聴者側もコメントを読み上げてくれれば参加している感が味わえる。

自分がやり出してから「やってみれば？」とまわりにすすめると「俺も（私も）やってみようかな？」と徐々に広がりはじめた。最初は、おじけづくけど何回か配信するうちに慣れてくる。「自分の話なんて誰も聴かないし」いやいや、これが結構おもしろい。人は必ず他人の知らない視点を持っている。自分にとっては陳腐な話題でも他人には新鮮に映るもの。聴いている側も一回の配信で必ずひとつやふたつ勉強になる。

無理して、カッコつけて、背伸びしてしゃべらなくてもイイ。何も「戦術論を勉強してから配信しよう」なんて野暮なことは考えない。サッカーの中でも自分の得意なジャンルに特化して配信すればイイ。途中、ネタにつまったらコメントを読み上げているだけで場が保つ。コツは、楽しいからといってネタも尽きているのにダラダラやらないこと。これでは長続きしない。「あー、もう少し聴きたいなー」と後ろ髪引かせる位でピタッとやめるのがちょうどイイ。

ツイッターやフェイスブックくらいのレベルで、サポーター同士のコミュニケーションツールになりえるか？どんどん広げていこう！サッカーツイキャスの輪。

<参考>
・サッカーツイキャス『たかちゃんの秘密基地』やってます

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