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【タイ在住邦人サポ視点】ニッポンをタイで出迎える、不思議感あふれた9.6

4月の最終予選組合せ抽選会以来、5ヶ月弱待ちに待った9.6アウェータイ戦がとうとう終わってしまった。2014年のブラジルW杯帰りから、縁あってそのままタイ在住になり、約2年。まさか、こんな日が来るとは夢にも思わなかった。

何かに取り憑かれたように、勢いそのままに、ニッポンから応援に大挙して来るサポーターの為に、何かできないだろうか、と観戦に役立ちそうな情報を提供し続けた。約5ヶ月先の、わずか90分の為にこんなにも楽しみにするなんてどうかしてると思いながらも、何がどう役に立つのか分からないまま、持てる経験値を全て注ぎ込んでSNS上にアップし続けた。

発熱をおして強行した、灼熱のアユタヤ遺跡チャリ巡り。試合前日の、みんなが「チャオプラヤ川遊覧じゃなく、通勤船じゃねーか?」と突っ込んだ、チャオプラヤ川をボートで北上しての、バックパッカーの聖地、カオサン上陸。


松木応援団「MTK48」の合宿所は、高級コンドミニアムの3ベッドルーム。これを1人1泊3,000円台でシェアできて、良かった。





そして、あっという間に9.6が到来。数日前、体調を崩して最後のツメが不十分だったのが心残り。チケット問題など、机上では、計算できなかった現地対応にアジャストしていきながら、日本からはるばる来たサポーター仲間を次々にアテンドしていく。

懸案だった、センセープ運河ボートも事故なくクリア。散々、検証したスタジアムまでの道のり、北ルートか南ルートか。1時間半おしだったから、北を選択すべきだった。暑い中、やはり渋滞に巻き込まれ、15分も歩かせてしまったのは反省点。


スタジアムは、アウェーのようなホームのような不思議な新感覚。日本人的には完全アウェーなのだが、ずっとタイに住んでるからホームみたいなもんだし。応援もタイスタイルは散々タイリーグで見てきてるので、特に驚きはないからホームみたいだし。でも、座ってる席はアウェー側だし。今までかつてスタジアムで感じたことのない、不思議感覚だった。ニッポン席に陣取ることによって感じた、言葉が完璧に通じる、まわりは日本人だらけ、ホッとするような安心安定感は、まるで旧国立のゴール裏で応援しているかのよう。君が代聞いて泣くかと思ったけど、泣かなかったw



辛くも勝ち点3をもぎ取った試合もそこそこに、今回一番の懸案、試合後の打ち上げ会場がちゃんと手配できているか。何度も何度も現地へ足を運び、タイ語しか通じないお店の予約とリコンファームには苦慮し続けた。「テーブルが足りない」「事前に注文していた品は?」言っていたことが何一つ通ってない。これが、タイクオリティか、とボー然とする中、幹事のアシシさんが、見事に機転を利かせて、臨機応変に対応してくれたのには頭が下がった。なかなか揃わない飲み物や食べ物も時間が経つにつれ、まわっていき、ホッとした。よかった、うまくいった。




あっと言う間に駆け抜けた9.6だったし、チケット問題でトラブルにも見舞われたけど、何よりニッポンからはるばる遠征してくれた、MTKはじめ、アシシさんのフェイスブックグループ、旧知のサポーターの面々、頼もしいMTKの面々の笑顔を見るにつけ、すべてチカラに変えて乗り切った。





何よりすごかったのが、お土産の物量。いままで生きてきた中で、こんな物量をいただいたことないかも、ってくらいの凄まじさ。本当に嬉しかったし、現地で大きなチカラに変えられました。お一人おひとりにきちんとお礼ができなくてすみません。本当にありがとうございました。






みんな、タイに来てくれてどうもありがとう。また、どこかのスタジアムで!3.28ニヤリッ

【了】



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