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もうワールドカップは面白くないのか? 僕がまだ現地観戦の準備をはじめない理由

「何日間、何試合観ようか?」ずっと悩みっぱなし。てっきり、昨年末のブラジルW杯組み合わせ抽選発表直後に即手配に入るはずだった。


師走の忙しさにかまけて、ブラジル行きの手配はすっかりどこかへ行ってしまった。。。
年明けの1月9日にはブラジルW杯新年会に参加してみた。会場にいる100人オーバーの参加者全員がブラジルへ行くんだ、と壮観な光景をみるにつけこちらもテンション上がりまくり。

参加者との会話は、挨拶がわりの「ブラジルへは何日間行くんですか?」「何試合観るんですか?」。何人とも同じような話しをしたもんだから、しまいには誰がどんな計画なんだか分からなくなり。

アゲアケテンションになった会も終わり、しばらく経つとまたまたお悩みモードに突入。

1試合観戦するのに、

《国内線》 6万円(往復)
《チケット》2万円
《宿泊》  2万円(2泊)

最低でも10万円。これくらいかかりそう。
普通の庶民がこんな金かけてまでW杯観戦する意義はどこにあるのかと考え込んでしまう。贅沢にも程がある。シーチケ買えてしまうがな。10万円あれば、欧州旅行1回行けてしまう。一眼レフカメラやパソコンが買えてしまう。

6月14日から24日までの11日間で日本戦3試合を観戦するとしたら、行き帰り合わせても2週間の行程か必要になってくる。普通の勤め人がこんなに休暇をとれるはずがない。さらにもしグループリーグを突破してR16に進んだらどうするのか? 3試合は無理にしても、ではどの試合に照準を合わせるべきか?初戦か?突破を見越した3戦目か?海沿いのリゾート地、1、2戦目のレシフェ、ナタールには行きたいよね。

自分勝手にはじき出したブラジルW杯観戦の大雑把な相場観は、10日間50万円。

《国際線 》25万円
《国内線》 12万円(4区間)
《チケット》6万円(3試合分)
《宿泊》  10万円

少し足が出ましたね。

お悩みツイートの詳しいまとめはこちら。




結局行くことには変わりはないのだが、憧れだったブラジルW杯もリアルな現実を突きつけられると遠い存在に思えてしまう。「ブラジルW杯に人生賭ける」なんて破壊的な勢いは今のご時世流行らない。スマートにサクッと数試合観戦して、帰国してW杯が終わればまたJリーグを楽しんでいく。そんな「持続可能な」サッカーライフの方が、カッコイイのか?

と思う一方で、人生でたった一度のサッカー王国ブラジルでのW杯。生きているうちはもうない。後先考えずトコトン突っ込んでいこうぜ、という怪獣のようなマインドの自分も潜む。

どちらにしても贅沢な悩みには変わりない。はなから現地観戦は難しいサッカーファンはいくらでもいるはずだ。日本国内だけでない。全世界のサッカーファンに当てはまる。50万、100万かけてW杯観戦できる人間が地球上に一体どれくらいいるというのだ?現地に行けるだけ幸せな環境をかみしめよう。全人類から選ばれしサッカーファン、くらいの自覚をもって。

ちなみに、ロンドン五輪の際、ピカデリー広場でチケットを譲ってくれたブラジル人カップルは、94年のアメリカW杯から現地観戦しているという。お二人ともお医者さんだそう。

まだまだ悩みは続く。

【了】




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