こんな自分でもJリーグを愛していいのでしょうか?
Jリーグ20周年おめでとうございます。もう20年か、まだ20年か、不思議な感慨はありますね。
思えば、ジーコが当時の住友金属に入団のニュースを聞き、椅子からひっくり返りそうになり、カズが「日本をW杯に連れて行く」と凱旋帰国して、とうとう日本サッカーにも夜明けが来たんだ、とワクワクしたことが思い出されます。
「出ると負け」の暗黒の80年代は、本当に辛かったです。「あーあ、またダメか」と何度ガッカリさせられたことか。90年代に入り、日本サッカーの状況が一変しましたね。キリンカップ、ダイナスティカップ、広島アジアカップに優勝し、Jリーグ開幕にフォローウインドが吹きました。テレビでしか拝んだことのないW杯戦士が次から次へとJリーグに参入していく様は、夢見ごごちでしたね。
20周年のこの日、ツイッター上では「Jリーグ20周年おめでとう」の文字が飛び交い、まばゆいばかりに今日という日を祝っています。
こと自分のことを振り返ってみると、数日前こんなツイートをしていました。
東京偉蹴さんのツイート「何故、人々はスタジアムに集うのか、特定クラブに傾注するのか」←千葉育ちの自分でもレイソルやジェフじゃないんだなー、これが。八千代レイソルやジェフ習志野なら傾注したろーな…。自分の郷土のクラブならなあ…。熱くなれるだろーな。
— たかちゃんさん (@TAKACHAN007) 2013年5月9日
いいよなー、J発足時から郷土のクラブ一筋とか。サポの理想形だよね。まるで、幼なじみで初恋の相手と結婚するみたいだ。こちとら、川崎に住んで10年。郷土愛なんてまるでなし。それでも「近くだから」と何となくここ数年、川崎サポ。お見合い結婚で少しずつ愛を育んでいる感じ。こんな形もアリ。
— たかちゃんさん (@TAKACHAN007) 2013年5月9日
93年5月15日の婚活会場で「あ!結婚相手がいねー」と諦めてしまった。しばらくずっと相手が見つからず、どーでもよくなった。たまにデートする位。それでも愛は深まらず。ある日、路線を変えてみた。燃えるような情熱はもはや無理だけど、お見合いで近場で結婚しよう!と。気づくのが遅かった。
— たかちゃんさん (@TAKACHAN007) 2013年5月9日
Jリーグ発足時、応援するクラブが見つからない、と見限ってしまいました。今の、Jリーグに毎週末どっぷり浸かっているサポーターがうらやましくてしょうがないです。スタジアムでサポ仲間と苦楽を共にできる自分の居場所を持っていて。いつも陣取っている定位置とかあるんでしょうね。
誰が何と言わなくても、自分はアウェー遠征好きの代表サポなんですが、こんなものは、主流からは外れています。誰が何と言おうと、身近なクラブを応援することこそ原点です。
残念ながら、自分が育った土地にはクラブはありませんが、たまたま縁あって川崎に住んでいるのだから、フロンターレをぬるぬると愛していこうと思っています。スタジアムに居場所がない疎外感は時折感じますが、そんなんでもいいんですよね?今そこにあるサッカーを愛せば。魂を捧げるほどの情熱は抱けなくても、ゆっくり愛を育んでいけばいいんですよね?
Jリーグさま、本日は誠におめでとうございます。ファンの端くれも端くれ、時々サッカー界隈の揉め事にうんざりすることもありますが、これからも末永くお付き合いのほど宜しくお願いします。
了
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