I have a dream.サッカーファンの夢がつまった宝箱を開けた日
I have a dream.
いつかサッカー王国・ブラジルでサッカーが観たい。
I have a dream.
いつかサッカー王国・ブラジルで日本サッカーの躍動を観たい。
I have a dream.
いつか地元ブラジルを敵にまわし、日本を応援してみたい。
そんな小さい頃からの漠然とした夢が叶った。永遠のサッカー少年なら誰もが見る夢が。6月15日、ブラジリアでのブラジル代表vs日本代表戦。フル代表では89年以来、24年ぶりの対戦。これを逃したら、今度またいつ観られるか分からない。
試合当日の朝11時。スタジアムの周りは、とにかく広い。シャトルバスは途中で降ろされたけど、スタジアムまで広大な公園の中を散歩している感覚。これなら混雑のストレスとは無縁。続々と集結するカナリア色のブラジルサポ。友達同士、カップル、家族連れ。女性、子供も多い。殺伐とした緊迫感は微塵もない。どちらかというとピクニックのような雰囲気。
16時キックオフ。スタジアム内では、特定の応援団やコールリーダーがいるわけでもなく、サンバのリズムが奏でられるわけでもなく、完全アウェーなのにさほど圧力を感じない。ただ、時折おこる歓声がスタジアムを揺らす。誰かの自然発生的なコールからはじまり、それにまわりがかぶせていく感じ。
よく、日本のスタジアムでは「ゴール裏で写真なんかとってんじゃねー」なんて声があるけど、ブラジリア・ナショナルスタジアムのゴール裏には超長い望遠レンズを構えているおじさんがいた。他にも、皆さん思い思いに写真をパチリパチリ。緊張感がまるでないw
スタジアムは圧倒的なカナリア色。最高にみやすい作り。サッカー王国の本場の雰囲気に浸れただけで満足でした。サッカーを抑圧的に観ているのではなく、解放的な気分で心底楽しんでいたのが印象的。こちらも自然と周りを気にしないリアクションをするように。それを温かい眼差しで見守ってくれていた。
— たかちゃん (@TAKACHAN007) June 17, 2013
とても気持ちのイイ空間。ポツリ日本人がいるところにブーイングされたり、中指立てられるわけでもなく、こちらが何かコールすれば振り向いて「いいぞ」と笑顔を送ってくれたり、声をかけてきたり。殺伐とした戦闘モードは皆無の、ゆるゆるとしたブラジル代表サポがとても印象的だった。はっきり言って、いつもおなじみのホームでの日本代表サポよりユルい、ヌルイ。最近では「アイドルのコンサート会場化」しているとも言われる日本代表のスタジアムの雰囲気。それよりユルい。ただし、ブラジルサポはここぞという場面では一斉にブーイング。これはなかなかの迫力。
ブラジルサポは、ゲームの流れに素直なリアクションをするから、2点目が入ってからはもう飽きているご様子。試合そっちのけで隣とおしゃべりしはじめたり、飲み物を買いに席を立つ人が続出。ブラジルサポを飽きさせてしまったサムライブルーのパフォーマンスが何とも残念で仕方ない。
3点目入れられた時、まわりは大騒ぎのブラジル人、こちらは日の丸頭からかぶって、椅子に座ったまま大の字。それを見たブラジル人女性サポは爆笑、男性サポは、「ドンマイ」みたく肩を叩いてきた。
— たかちゃん (@TAKACHAN007) June 17, 2013
レアな完全アウェーを体感できた。もういいかな、ブラジル代表vs日本代表の現地観戦は。おなかいっぱい満足した。このサッカー王国ではギラギラした筋金の入ったサポーターはクラブレベルにあるんだね、きっと。昨年CWCで横浜に来たコリンチャンスサポのように。次、ブラジルサッカーを現地観戦するとしたら、是非国内リーグを観たいものだ。
以下は、現地で撮影した映像です。参考までに。
了
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